人間の体重の60%は水分で、その他に固形物が22%、脂肪が18%存在するとされています。体内の脂肪が18%を超え、体重が標準体重の20%以上増えている場合、西洋医学では「肥満症」と診断します。
BMIが25~30:肥満1度、30~35:肥満2度、35~40:肥満3度、40以上が肥満4度になります。 BMIとは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数字です。 体脂肪量と相関されるとされています。 統計上、BMIが22のときがもっとも病気が起こりにくく、このことから標準体重とされます。 BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) |
肥満症の多くは過食と運動不足が原因です。結果として、消費カロリーより摂取カロリーが多くなります。
また、女性ホルモンの減少や加齢や冷え症、便秘により、基礎代謝が落ち、太りやすい体質になる場合も多くあります。いずれにしても、放置すると糖尿病や高血圧、心臓病、肝臓病、痛風などさまざまな成人病を引き起こしかねません。
当然、肥満度が高いほど死亡率も高く、中度肥満で普通の人の2倍、重度肥満で3倍の死亡率となります。女性が気にされる美容面はもちろん、健康面でもぜひスリムになって頂きたいものです。
最近では肥満そのものを「病気」ととらえ、治療の対象としています。当店で西洋医学と東洋医学の長所を融合させた考え方で、ホルモンに着手し、肥満にアプローチします。
着手するホルモンは大きく分けて2つ。
・女性ホルモン
・アディポネクチン(超善玉ホルモン)
●女性ホルモン
女性は40歳を超えた頃から、女性ホルモンに大きな変化が現れます。特に「エストロゲン」の減少が体型の変化に大きく影響します。
エストロゲンが減少すると「脂肪細胞」の代謝が悪くなり、特に「内臓脂肪」を蓄えやすくなってきます。そのため太りやすくなったり、お腹(特に下腹)がポコッと出だしたりします。そこで慌ててカロリー制限など無理なダイエットをすると効果がないばかりか、健康被害を招く恐れがあります。
●アディポネクチン(超善玉ホルモン)
1996年に大阪大学医学部の松澤佑次教授らの研究によって発見された超善玉ホルモン「アディポネクチン」。このホルモンは、脂肪細胞から分泌され、痩せている人からはたくさん出ていて、太っている人からはほとんど出ていないということが判明しました。
厚生労働省のホームページでは「傷ついた血管を修復して動脈硬化を予防する」「インスリンの感受性を高めて糖尿病の予防を担う」等と掲載されています。
長寿の方にも多いこのホルモン。今やアディポネクチンは奇跡のホルモンとして世界中から注目を浴びています。また、東京大学がアディポネクチンは運動した事と同等の脂肪燃焼の働きがある事を解明し、アディポネクチンがあると糖などの代謝にかかわる ミトコンドリアの働きが強まる事を発見。この結果は多くのメディアで取り上げられました。
当店では少なくなったアディポネクチン・女性ホルモンを増やすサポートをさせていただき、個人差はありますが、ダイエットを開始すると、多くの方が1ヶ月で-3㎏ストンと落とされます。昔の洋服が着れるようになったとお声をいただくことが多いです。
カウンセリングと漢方処方
漢方の鹿鳴堂薬舗は、全国の薬局・薬店が入会している「食を考える会」に所属しております。
一人一人の体質に合わせてアプローチする東洋医学に、臨床、効率、再現性といった西洋医学のメリットを取り入れ、その考えに賛同した全国の薬剤師、医薬品登録販売者、製薬メーカーらが集い、薬の可能性を広げようと、日々研究を続けています。
その結果は、口コミサイト「漢エビデンス・ナビ」にも多く寄せられています。日々の相談経験と症例、研究を地域の皆様にお伝えし、肥満が原因とされる生活習慣病を防ぐ食生活改善にお役に立てることを使命としています。
もしも、あなた様とご縁ができましたら、何が何でもダイエットに成功できますよう、誠心誠意フォローさせて頂きます。リバウンドもさせません。
「病院でやせなさいと言われた方」
「どうしてもあと5~10kgやせたい方」
今すぐ、ご相談ください。また、お知り合いでお困りの方もぜひご一緒にお越しください。きっと喜んで頂けます!
● ダイエット成功への 4ステップ 1. まずはお店にお電話を お電話で「ホームページを見た」とおっしゃってカウンセリングのご予約をお取りください。(カウンセリングのご予約フォームはこちら) その際に過去の失敗例など、あなたの悩みを打ち明けてくださってもかまいません。 2. お店でカウンセリング 十分なカウンセリングであなたの生活スタイルに合った方法をアドバイスいたします。カウンセラー自身も体験者なので無理のない最短の方法を一緒に考えます。 初回のカウンセリング時間は約1時間半となります。 3. 自宅でトライ アドバイスどおりにまずはトライしてみてください。 すぐに結果が出なくても、具体的な実施方法をご連絡頂けるとより具体的なアドバイスができます。 自分の気持ちに負けそうなときはぜひご相談ください。 4. 再びお店でアドバイス 7日から10日くらいの間隔でのご来店をおすすめしております。 そして、順調にダイエットできたとき、さらに良くするにはどうすればよいのか? 結果がおもわしくないとき、どこに問題があったのか? あなたの納得する結果が出るまで本気でサポートいたします。 |
運動方法も、栄養学も。その痩せるための知恵をご来店のたびにアドバイスいたします。成功された頃には、あなたもダイエットのプロです。
【最後に気になるご予算】
いつまでに痩せたいのか、どれぐらい痩せたいのか、ご要望も体質も様々ですので、ご予算は様々です。予算も含め、お一人お一人に合わせたご提案を行います。もちろん、カウンセリング後の押し売りやご都合を無視しての営業行為は一切ありませんので、ご安心ください。
じっくりとカウンセリング時間を頂戴し、体質や生活習慣から、痩せられない原因を見つけ出し、体を根本から変えるお手伝いをさせていただきます。遠慮なくご予算をお聞かせください。
体質改善・快方のプロセス
・冷え症・血行不良
・便秘症
・40歳以上
・食欲がどうしても抑えきれない
・うつ病の薬を服んでいる
これらに該当される場合、食制限によるダイエットをしても思うようにやせないことがあります。一つずつ検証していきましょう。
【冷え症・血行不良】
基礎代謝が低い方はやせにくいです。車に例えると今流行りのエコカーのような感じです。やせやすい体を作るには、大排気量のターボエンジンを積んだ(代謝が良い)身体に変える必要があります。そのために人参製剤や漢方薬を摂って頂くことになります
【便秘症】
冷え症・血行不良に次いで、便秘症の方もやせにくい体質の典型です。腸の中に、余計な排泄物(宿便)を溜めているので、ダイエットどころではありません。この宿便を取り除くだけで、かなりやせられる方も多いです。
【40歳以上の方】
特に女性に言えるのですが、おおむね40歳以上の方はやせにくい体質となります。閉経が近づくにつれ、生理的に女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少してきます。このことによって、
- 代謝が悪くなる
- 脂肪細胞が大きくなる(燃焼しにくくなる)
- 満腹中枢がマヒし、満腹感が得られず過食する
上記のような現象が起こります。20代のころと食事を含め、まったく同じ生活をされていても、40歳を超えると太ってしまうというのは、このためです。このような方には、まず女性ホルモン様作用があるとされるアグリコン型イソフラボンなどのサプリメントを摂って、体質を変えて頂きます。並行して、腸内環境や摂取する油に注意を払いながら、超善玉ホルモンであるアディポネクチンの分泌も促していきます。食養生でも適切な指導が必要です。
【食欲がどうしても抑えきれない】
食欲は個体の生命を維持するためにあり、もっとも強い欲望といわれています。実際に食欲を我慢するのは本当に大変なことです。このようなケースでは、食欲に関わるホルモンである「レプチン」にアプローチしていきます。
【うつ病の薬を飲んでいる】
うつ病の薬がダイエット効果を弱めるばかりでなく、ダイエットによるストレスでうつ病がさらに悪化することにもなりかねません。うつ病の方だけでなく、重篤な疾患を持っている方は、状態が安定するまではダイエットを控えたほうがいいでしょう。
養生法
「生活習慣を改善(食養生を含む)」することに尽きます。
- 有酸素運動および筋力トレーニングを実施する
脂肪が燃焼するには、有酸素運動が不可欠です。激しい運動をする必要はありません。ウォーキングやジョギング、水泳など30分以上継続して行うようにしましょう。筋力トレーニングはもっとも代謝の高い筋肉量を増やす目的です。特に太ももの筋肉量をつけるのが効果的です。筋肉を緩和するストレッチも有効です。よりストイックに減量を目指される方には効率的な運動法をお伝え致します。 - 食生活に注意を払う
疲れを取るには、良質なビタミン、ミネラル、アミノ酸等が欠かせません。豆類、ごまやナッツ、海藻類、緑黄色野菜などバランス良く摂るようにしましょう。 - リラックスする
アロマテラピーやマッサージなどで気分転換しましょう。 - ゆっくりお風呂につかる
少しぬるめのお風呂にゆっくり時間をかけて入りましょう。半身浴も効果的です。絶対にシャワーだけで済ますことは避けてください。